労働保険保険加入時の注意点

労働保険保険関係の成立

Q. 労働保険への加入時の注意点

A. 事業単位での加入となります。

事業とは・・・

 一定の場所で一定の組織のもとに、有機的に関連性を持って行う作業の一体(業として反復継続して作業を行う1つの経営組織として独立性を持った経営体)をいいます。
 1つの会社であっても、本社、支店、工場等に分かれていれば、それぞれが事業として扱われることに注意が必要です。また、事業は、「当然適用事業」と「暫定任意適用事業」に区分して取り扱われます。

労働者を使用すれば法律上、当然適用事業

 それぞれの事業は、原則として労働者を1人でも使用していれば法律上、当然に、労働保険に加入することとなりますが、このような事業を「当然適用事業」といいます。

農林水産等の一部の事業は暫定任意適用事業

 農林水産の事業のうち、労働保険に加入するかどうかは事業主の意思やその事業に使用されている労働者の過半数の意思にまかされている事業を「暫定任意適用事業」といいます。なお、労災保険と雇用保険で暫定任意適用事業の範囲が異なりますので注意が必要です。
 暫定任意適用事業の保険関係は、事業主が任意加入の申請をし、その承諾を得てはじめて成立します。

労災保険の暫定任意適用事業

農業

 労働者数5人未満の個人経営の農業であって、特定の危険又は有害な作業を主として行う事業以外のもの

林業

 労働者を常時は使用することなく、かつ、年間使用延労働者数が300人未満の個人経営の林業

その他

 労働者数5人未満の個人経営の畜産、養蚕又は水産(総トン数5トン未満の漁船による事業等)の事業

雇用保険の暫定任意適用事業

農林水産業

 下記(1)又は(2)に掲げる農林水産の事業(国、都道府県、市町村その他これらに準ずるものの事業および法人である事業主の事業を除きます)であって、常時5人未満の労働者を雇用する個人経営の事業です。
(1) 土地の耕作若しくは開墾又は植物の栽植、栽培、採取若しくは伐採の事業その他農林の事業(いわゆる農業、林業と称せられるすべての事業)
(2) 動物の飼育又は水産動植物の採捕若しくは養殖の事業その他畜産、養蚕又は水産の事業

労働保険加入手続は当事務組合へ

 労働保険事務組合 中村労務管理協会では、労働保険制度への加入手続を委託事業主様にかわって行うことができます。労働保険制度への加入に関するごご相談等がございましたら、お気軽にご連絡ください。

広告

行事予定表